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「もったいない」の表と裏

キッチンの小バエってどこから湧いてくるんですかね?

 

振り向けばいつもそこに。

世界が嫉妬する脱力感、ジョン前田です。

 

「もったいない」という言葉、日本人はよく使っている。

 

数年前に、'MOTTAINAI' としてなんかグローバルに

資源の有効活用を促す意味で、国連大使?とかの

ワンガリ・マータイ(うろ覚え)さんが、

スピーチで言ったことが話題になった。

 

確かに、資源の有効活用は重要だし、続けていくべきだ。

 

しかし、日本人の心の中の、もったいない精神は

資源の有効活用だけにおさまらず、害を及ぼす場合さえあるかもしれない。

 

もったいない精神の日本で、バカみたいに食料が廃棄されている問題も

存在するが、今回は省く。

 

 

下記の2点について、考える

 

(1)今持っているモノを手放す、ことのもったいない

(2)何もしない時間が、もったいない

 

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(1)今持っているモノを手放す、ことのもったいない

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ここでの、今持っているモノの定義は、物質としての所有物も含むし、

例えば、キャリア、経験、人脈のような、非物質のモノも含む。

 

例えば、ブランドモノの10万円以上するバッグやコートを

痛んでないのに、自分に合わないから捨てる、と言うと

周囲は「もったいない!」と言うだろう。

 

例えば、東大文Ⅰを出て、財務省に入った人が

入社2年目くらいで、合わないから退職して、陶芸で食っていく

などと言うもんなら、周囲から「頭が狂ったか」と言われるだろう。

 

今持っているモノを手放すことは、

つまり新しいスタート、チャンスだ。

 

不要なモノを持ち続ける方が、コストがかかるし、気分も悪い。

 

前者のブランド品を捨てる例は、ここ数年話題の

断捨離に近い考え方だ。

 

後者の例は、安定よりも、自分の心に従うことを選ぶ考え方だ

 

どちらの例でも、要らないモノを持ち続けた方が

幸せなのだろうか。

 

感じ方は、人それぞれだが、自分は、捨てる選択をしたい。

同時に、他人が持ち続けることを選択しても、否定はしない。

 

ただ、誰かが捨てようとしているときに

他人が、もったいないなどと言って、思考を押しつけるのはいけない。

 

 

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(2)何もしない時間が、もったいない

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金曜日の夜に飲み過ぎて、土曜日の昼まで寝てしまい

軽く昼食を食べて、ゴロゴロして土曜日が終わる。

 

そんな経験、多くの人があるだろう。

土曜日を無駄にしてしまった、と後悔するだろう。

 

週末の時間を、

趣味や仕事の勉強、誰かと会ったり、なんらか楽しいことをせず

ただ、何もせずぼーっとすることは、悪なのだろうか。

 

諸外国は知らないが、日本人は

「何かをしなければいけない」強迫観念が強すぎると思う。

 

仕事は、効率的に行い、残業するべきではないが、

プライベートは、同様のモノサシで考えると、息が詰まりそうだ。

 

ただ、ゴロゴロしたいなら、ゴロゴロしていいやないか。

 

自分はがゴロゴロしている時に、誰かは勉強している。

それは事実だ。

だから、何だと言うのだ。

 

特に、若い頃の時間ほど大切にすべき、とも聞く。

それも、ある面では事実だろう。

 

では、何故、時間を大切にするのだろうか、

無駄にしてはいけないのだろうか。

 

自分が考える答えの1つは、「将来のため」だ。

今、勉強して、将来いい仕事(いい仕事とは何だ?)につくため

将来いい生活をするため。

 

確かに、そうかもしれない。

誰だって、望んで苦労したくない。

 

それでもなお、自分が

ゴロゴロしてもいいやないか、と思う理由は以下だ。

 

◆余裕を感じるため

時間を無駄にしてはいけない、という強迫観念がある限り

常に追われている心理状態になる。

だから、山手線に駆け込む人があんなにも多いのだろう。

 

強迫観念を捨てることで、心に余裕が持てる。

 

◆損得で、時間を考えることをしないため

 

ゴロゴロする場合以外にも

楽しかった飲み会なんかを、後で「自分は何か得られただろうか」などと

考えると、楽しくなくなるし、後悔してしまう。

 

何もしない訳では無く、「飲み会」という行為はしているが

損得で考えるため、純粋に楽しめなくなってしまう。

 

何事も、損得勘定で考えると、楽しいことなんて無くなってしまう。

 

 

以上の理由で、自分は

「何かをしなければいけない」強迫観念なんて捨ててしまえ、と思っている。

 

本当に、毎日ずっと何もしないと、それはそれで

困る場合があるけど。

 

日本人は休むのが下手だ。

 

だからバケーションのような長期休暇の慣習もできない。

会社に入って、1週間ならともかく

2週間以上の休暇を取った人がどれだけいるだろう。

 

特に予定が無くても、休暇を取っていいではないか。